はじける

 

“その瞬間、全身の血がソーダになった。シュワーっと上に昇って、ひと粒ひと粒弾けていく。日本舞踊をやってるときに、「次は『藤娘』やってみようか」って言われたときと同じくらい嬉しい。”

 

誉田哲也武士道シックスティーン』)

 

嬉しかった時、褒められた時、私はいつもこの文章を思い出します。

 

 

泣きそうなくらい嬉しかった瞬間が、今日の中にあったので。

 

その瞬間の私は、足元からサイダーの粒になって立ち昇っていきそうでした。

 

嬉しかったなあ。

泣いちゃいそうだなあ。